聖徳太子没後1400年記念シンポジウム
聖徳太子没後1400年事業の締めくくりのイベントとして、幅広い世代が楽しめ、聖徳太子の功績とその思想から現代への教訓と未来への展望を学ぶことを目的として、記念シンポジウムを行いました。会場とオンライン合わせて約270人が参加しました。
第1部では歴史コメンテーターとして活躍されている金谷俊一郎氏により、「今を切り拓く聖徳太子の叡智 ~聖徳太子 1400年間英雄として語り継がれる魅力と理由~」と題して、聖徳太子の能力の高さを示す聖徳太子伝説の解説や、十七条憲法の真に意味するところなど、聖徳太子の人物像についての講演が行われました。
第2部のパネルディスカッションでは、金谷氏をコーディネーターとし、パネリストとして歴史好きで著名な桂米團治氏、日本史学・服装史・女性史を専門分野とし、聖徳太子を題材とした著書もある武田佐知子氏、古事記・日本書紀歌謡の音楽的復興研究の第一人者である佐藤溯芳氏が加わり、様々な観点から聖徳太子を捉え、現代に必要な教訓や今後の展望について活発な発言がなされました。併せて議論や対話の内容を文字や絵を使ってリアルタイムで分かりやすく表現する「グラフィックレコーディング」も行われました。
講演内容
実施日
令和3年12月12日(日曜日)
基調講演
講 師:金谷 俊一郎 氏(歴史コメンテーター)
テーマ:今を切り拓く聖徳太子の叡智~聖徳太子 1400年間英雄として語り継がれる魅力と理由~
パネルディスカッション
コーディネーター:金谷 俊一郎 氏
パネラー:桂 米團治 氏(落語家)
武田 佐知子 氏(大阪大学名誉教授)
佐藤 溯芳 氏(元和歌山大学客員特別フェロー)
日本書紀歌謡・演奏
フルート・龍笛:久保 順 氏
歌謡解説:佐藤 溯芳 氏
尺八:田中 黎山 氏
宝くじ社会貢献広報事業
宝くじの社会貢献広報事業として、宝くじの受託事業収入を財源として行っているコミュニティ助成事業があります。
町では上記シンポジウムを宝くじの助成金を活用して行いました。
更新日:2022年01月31日