地域猫活動

更新日:2024年09月01日

地域猫とは

地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫を地域猫といいます。

地域猫活動とは

飼い主がいない猫を把握し、その地域にあったルール(エサやふん尿の管理、不妊去勢手術、周辺美化など)に基づいて、地域住民の理解を得て適切に飼育管理し、一代限りの生命を全うさせる活動です。

野良猫の平均寿命は3から4年とされており、この活動を続けていくことで将来的に飼い主のいない猫による問題の解決が期待できます。

町では、地域猫活動に取り組む自治会や団体などの申請に基づき、「さくらねこ無料不妊チケットの配布」、「所有者のいない猫用捕獲器の貸出し」などを行うことで、地域の取り組みを支援しています。

さくらねこ無料不妊チケットの配布

太子町では、令和3年12月より公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、受け取った無料不妊手術チケットを町内で活動されているボランティア団体などが行う地域猫活動に利用して頂く事業を行っています。

さくらねこ無料不妊手術チケットの利用を検討される場合は、役場庁舎2階環境農林課までご相談ください。

さくらねこ無料不妊手術事業とは

公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体などと連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)」を行うことで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

さくらねことは

さくらねこ

不妊手術済みのしるしに、耳先を「さくら」の花びらの形にカットした猫のことです。

この耳のことを「桜耳」といいます。

しるしをつけることで再捕獲を防ぐことができます。

公益財団法人どうぶつ基金

公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育法の指導・動物愛護思想の普及などを行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与することを目的とし各種事業を行う団体です。

所有者のいない猫用捕獲器の貸出し

地域猫活動のために不妊・去勢手術を行う自治会や団体などに対して、所有者のいない猫用捕獲器(檻)の貸出しを行っています。地域猫活動のために不妊・去勢手術をしたいが捕獲器がないといった場合は、役場庁舎2階環境農林課までご相談ください。

注意:「飼い猫が逃げてしまった」「よく見る野良猫を新しい家族として迎えたい」といった目的での貸出はできません。

この記事に関するお問い合わせ先

太子町まちづくり推進部環境農林課
電話:0721-98-5522
ファックス:0721-98-4514
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