平成29年度介護保険の運営状況

更新日:2018年12月03日

「介護保険制度」は、いつまでも住み慣れた太子町で、健康で生き活きと、その人らしく、自立した生活が送れるよう、介護を社会全体の協力で支え合う制度となっています。
介護が必要になったときには、費用の一部(所得に応じた負担割合1~3割)を負担して頂きます。残りの9~7割は保険給付費として、みなさまに納めて頂いた介護保険料と公費(国・府・町)で運営しています。
ここでは、平成29年度の介護保険の運営状況についてお知らせします。

保険給付費の推移/高齢者数・認定者数の推移

平成29年度の太子町の保険給付費は、前年度と比べ4.9ポイント増の約10億6百万円となっています。これは、介護報酬改定の影響や施設利用者の増加などによるものであり、今後も増加することが予想されます。
サービスの利用状況では、特に『訪問介護』『通所介護』『短期入所生活介護』の利用が多くなっています。
平成30年3月末現在、太子町の高齢者数(65歳以上の人口:第1号被保険者)は3,741人に上り、前年度に比べると56人(1.5パーセント)増加、高齢化率も27.7パーセントとなり、高齢化が進んでいます。
なお、高齢者数の伸び率に対して、要介護認定者数の伸び率は下回っています。

地域支援事業とは

太子町では、地域包括支援センター(高齢介護課内)を中心に、高齢になっても元気で安心して暮らせるよう、状態を改善し、悪化を防ぐ介護予防・生活支援サービスの提供に力を入れています。
平成29年度からは日常生活支援総合事業もはじまり、要介護・要支援認定を受けていない人も、元気で自立した生活を営むため、多様なサービスを行っています。また、認知症サポーター養成講座の開催や生活支援体制整備協議体(SASAE 愛 太子)の立ち上げなど、支え合いの地域づくりの構築をすすめています。
このような地域支援事業には、みなさまに納めて頂いた介護保険料などが役立てられています。

介護予防グループ活動支援

町内の集会所などで介護予防活動を行う、自主グループへの
助言や専門職スタッフの派遣【平成30年度実績:25グループ】

お達者トレーニング教室

運動を中心に栄養・口腔プログラムを福祉センターで実施
(5月・10月から計14回実施(毎週木曜日午後))

ふれんど訪問

介護予防や健康づくりのために、看護師・保健師が自宅訪問

 

他にも、地域包括支援センター・高齢者の生活支援に関する事業(介護相談員の派遣、介護用品の支給)を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

太子町健康福祉部福祉介護課
電話:0721-98-5519
ファックス:0721-98-2773
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