太子町観光まちづくりビジョン(後期)を策定しました

更新日:2022年04月01日

本町には、町名の由来ともなっている聖徳太子御廟や、用明天皇、推古天皇などの歴代天皇陵が点在し、日本最古の官道である竹内街道が町内を縦断するなど優れた歴史資源を有しています。特産品としてはみかんやぶどうが多く栽培されており、それを求めて多くの人が訪れます。住民文化が醸成されており、住民主体のまちづくりが長きにわたって展開されていることも特筆すべき点だと言えます。また、二上山をはじめとする豊かな自然環境は新型コロナ感染症のまん延拡大の状況下において、改めて身近な自然として注目されています。

しかしながら、これら交流・観光を振興していくに資する資源を有しているものの、現状、それらの魅力を十分に活かせておらず、交流人口の増加や定住の促進には至っていません。

前期計画では令和3年(2021年)に聖徳太子没後1400年の節目の各事業が新型コロナウイルス感染症まん延防止の観点から規模を縮小せざるを得ない状況となりました。今後の観光施策においても新型コロナウイルス感染症の状況を考慮しなければならない中、2025年には大阪・関西万博を控えており、この好機を活かし、本町の知名度UPとともに関係人口の獲得につなげたいと考えています。

これらの状況を踏まえたうえで、今後ますます勢いが増すと予想される人口減少と少子高齢化を抑制していくため、本町の地域資源を活かした観光振興の方向性と具体的な施策を示す「太子町観光まちづくりビジョン(後期)」を策定することとしました。

基本理念

●地域に対する誇りと愛着を太子町内外の人の心に育みます

●「和」の精神をもって近つ飛鳥の里の魅力を創造します

将来像

近つ飛鳥の里の魅力を伝える聖徳太子のまち“たいし”~我が宝は和が宝~

この記事に関するお問い合わせ先

太子町まちづくり推進部観光産業課
電話:0721-98-5521
ファックス:0721-98-4514
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