聖徳太子没後1400年記念実行委員会の解散
町では、聖徳太子没後1400年となる2021年を迎えるにあたって、平成30年度より取り組みを行ってきました。その核となるのが、町内の各種団体で構成される「聖徳太子没後1400年記念実行委員会」であり、町と実行委員会の協働により様々な活動が展開されました。
キックオフイベントとなる記念講演会に始まり、町内ウォークやカルタ大会など、多岐にわたるイベントの企画立案をし、開催してきました。中でも300件を超える寄附を頂き、建立に至った聖徳太子像は、太子町を訪れる人を迎えるとともに、地域の象徴ともなるものです。
これらの活動においては、町内外問わずみなさまに参加頂きました。カルタ大会では多くの子どもたちが参加し、像の製作に当たっては全国各地から多大な寄附を頂きました。他にも関連事業者と協働で開催したウォークでは、参加者に観光資源を通じて太子町のことをPRでき、「聖徳太子のまち」太子町を広く発信することができました。また、締めくくりとなるシンポジウムでは、改めて聖徳太子の叡智をみなさまと共有するなど、地域に対する誇りや愛着といったシビックプライドの醸成につながりました。
これら、聖徳太子没後1400年記念事業として予定していた事業をすべて終了しましたので、実行委員会は解散することとなりました。今後はこれまでに培われてきた機運を活かし、観光アプリ「ココシル」や各種SNSを用いた情報発信を行いつつ、更なる知名度の獲得や太子ブランドの強化を図り、次の100年に向けたまちづくりを推進していきます。
なお、今回聖徳太子没後1400年記念事業として建立した聖徳太子像は町に寄附し、地域のシンボルとして活用されます。また、建立に際し、ご寄附頂いたお金の残金も町に寄附し、聖徳太子像の維持管理にかかる費用に充てることとしました。
▲聖徳太子没後1400年記念実行員会(第10回会議:令和4年3月22日(火曜日))
更新日:2022年06月08日