株式会社DIIIG(ディグ)と「太子町の観光事業に関する連携協定」を締結しました。

更新日:2021年11月22日

太子町は、ミッションアプリ「DIIIG(ディグ)」を開発・提供する株式会社DIIIG(兵庫県神戸市中央区三宮町 代表取締役:秋國寛)と、2021年11月1日(月)、観光事業に関する連携協定を締結しました。サイクルツーリズムを中心とした観光事業、太子町内の観光インフラの保全を目的に、連携を行っていきます。

連携の背景

大阪府の南東部に位置し、東側は奈良県に隣接している太子町は、町名の由来となった聖徳太子御廟をはじめ、古代の歴代の天皇陵や数々の史跡など観光スポットが点在しています。日本最古の官道(国道)である竹内街道はサイクリングコースとしても人気のルートで、サイクリストが休憩に利用する道の駅「近つ飛鳥の里・太子」にはサイクルラックを設置するなど、サイクルツーリズムにも力をいれています。

一方、株式会社DIIIGは、位置情報を使ったゲーム性の高いミッションを軸として、観光資源とサイクリングやアウトドアなどのアクティビティを組み合わせた新たなツーリズムを提供するミッションアプリ「DIIIG」を開発・運用している事業者です。アプリ「DIIIG」は、地方自治体や事業者14団体が企画する、デジタルスタンプラリーや街を舞台にした謎解きクイズなど、密を避けた分散型のイベントに活用されています。

今回、大阪府43市町村と全国のスタートアップ・ベンチャー企業の公民連携を目的に開催されたオンラインイベント「OSAKA MEIKAN GROWTH 2021 in Higashiosaka」に株式会社DIIIGの代表取締役/CEO秋國寛氏が登壇。アプリ「DIIIG」を活用したサイクルツーリズムについてプレゼンテーションを行ったところ、太子町が目指す観光事業の方向性と合致したことにより、本協定の締結に至りました。

 

連携事業項目

・双方の事業等のPR

・サイクルツーリズム等の様々な観光事業

・太子町内の観光インフラの保全

 

今後予定する主な取り組み

・アプリ「DIIIG」内でおすすめサイクリングコース公開

・参加費を道路整備に還元するサイクリングイベント開催

太子町長 田中祐二 コメント

太子町には聖徳太子御廟や日本遺産にも認定されている日本最古の官道(国道)『竹内街道』、地元の人が気軽にハイキングを楽しむ『二上山』など、魅力のあるスポットがたくさんあります。これらの観光資源を巡る手段として、近年人気が高まっているサイクリングに着目しました。また今回の「DIIIG」のような周遊促進型のアプリを組み合わせることにより、本町の周遊が誰でも気軽に楽しんで参加できる体験となり、地元の人はもちろん、町外のたくさんのサイクリストが太子町に訪れることを期待しています。太子町にはぶどうやみかんといった特産品もあります。今後はサイクルツーリズムとこれら特産品であるフルーツを組み合わせた取組みに繋げていきたいと考えています。

株式会社DIIIG 代表取締役/CEO 秋國寛様コメント

日本最古の国道が通る太子町で初めてサイクリングコースに関する協定を結べたことが大変うれしく、運命的に感じております。実際に太子町を自転車で走ってみて感じたのは、初めて訪れた場所なのに子供の頃に見たことがあるような懐かしさです。歴史的な名所と人々の日常の暮らしがすぐそばで共存している町の風景が印象的でした。目的地を決めずに気ままにのんびり走るポタリング向きかなと思います。サイクリングコースとしては結構穴場だと思うので、大阪府のサイクリストのみなさんにもぜひ太子町を走ってみてもらいたいです。

この記事に関するお問い合わせ先

太子町政策総務部秘書政策課
電話:0721-98-5531
ファックス:0721-98-4514
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