住宅用火災警報器の設置は義務です
大阪南消防組合火災予防条例で、平成23年6月以降、既存住宅を含めたすべての住宅(共同住宅含む)に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
住宅火災
・住宅火災による死者の約半数は、逃げ遅れが原因です。
・死者の約7割が65歳以上の高齢者です。
・午前0時から翌朝6時の就寝中の時間帯で多くの死者が発生しています。
住宅用火災警報器ってなに?
火災の煙や熱を早期に感知し、警報音や音声で自動的に火災を知らせてくれます。寝室や階段などには、煙を感知するタイプのものを設置してください。台所は、熱式のものが適しています。
住宅用火災警報器の効果
令和2年から令和4年までの3年間の住宅用火災警報器の設置効果を見てみると、住宅用火災警報器を設置している場合は、設置していない場合と比べて死者数が半減しています。
住宅用火災警報器を設置することで、就寝中に発生した、火災での死亡リスクを大幅に減少させることができます。
一度設置すればその後は何もしなくていいの?
住宅用火災警報器は10年を目安に交換をおすすめします。
古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。10年を目安に交換しましょう。
また、ボタンを押したり、紐を引いたりして、定期的に動作確認をしましょう。
警報音が鳴らない場合、「電池切れ」、または、「機器本体の故障」が考えられます。
電池や機器本体の交換をお願いします。
設置率はどれぐらい?
令和5年度大阪南消防組合の構成市町村(5市2町1村)の設置率は、73パーセントで全国平均の84.5パーセントには遠く及んでいません。この結果は、府内24消防本部中、21番目となっています。
住宅用火災報知器の取り付け支援
住宅用火災警報器の取り付けが困難な世帯で住宅用火災警報器の未設置世帯(一部未設置世帯を含む)、または、取り替え希望世帯に対して、住宅用火災警報器の取り付け(取り替え)作業を大阪南消防組合の職員が無償で行います。
[対象世帯]
1.65歳以上のみの世帯で住宅用火災警報器の取り付けが困難な世帯。
2.身体障がい者手帳の交付を受けており、住宅用火災警報器の取り付けが困難な世帯。
[必要なもの]
・検定マークがついた住宅用火災警報器
注意:設置する住宅用火災警報器は、ご自身でご準備ください。
注意:取り付け位置は、「天井面」及び「壁面」です。
消防職員を装った詐欺に注意
消防職員は、「消防公務之証」を携行しています。
住宅用火災警報器の取り付け、または、取り替えで困っている場合や、よくわからない場合は、大阪南消防組合予防課(072-958-9928)までお問い合わせください。
住宅用火災警報器、または、取り付け(取り換え)支援について、大阪南消防組合(外部リンク)を見るをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
太子町政策総務部自治防災課
電話:0721-98-5525
ファックス:0721-98-4514
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更新日:2025年06月24日