町会・自治会に加入しましょう

更新日:2025年06月25日

町には現在48の町会・自治会が組織されています。

しかし、近年、町会・自治会への加入率が低下しています。

これは全国的な傾向のようですが、このままの状態が続けば、地域コミュニティはどうなってしまうのでしょうか。

また、地震や災害などの非常時、少子高齢化社会に適切な対応ができるのでしょうか。

多くの情報や生活に必要な物がインターネットなどから簡単に入手できる便利な時代になりました。

だからこそ、人と人とのつながりや日頃の交流を大切にする身近な町会・自治会活動を、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。

どんなメリットがあるの?

「清掃などの活動に参加できない」、「人づきあいが苦手」といった理由や、新たに転入された場合では、「町会・自治会との接点がない」、「声をかけにくい」などの事情で加入されない人もいるようです。

では、町会・自治会活動にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 災害時に地域の救出救護や集団避難などの活動を自主防災組織(注)で行うことで、災害に備え、災害に強いまちになります。

注:自主防災組織とは
自主防災組織は、地域住民が自主的に連帯して防災活動を行う組織のことで、町会・自治会がその役割を担う場合が多いようです。太子町の場合、現在48の自主防災組織が町会・自治会を基に結成され、防災訓練など、災害に備えた活動を行っています。

  • 回覧板や、様々な行事、レクリエーション活動を通してお互いが「顔見知り」になることで親睦が図られ、防犯力が高いまちになります。
  • 見守り活動や清掃活動を通して、安全で安心な、美しいまちになります。

ご近所の「絆」で「地域力」アップ

阪神・淡路大震災や、東日本大震災などの教訓を活かし、防災設備の整備や様々な対策が講じられてきました。

しかし、近年は、孤独死や行方不明高齢者が相次ぐ「無縁社会」が大きな社会問題となっています。

いかにして地域の「絆」を取り戻し、そして、「地域力」を高めていくのか。

すぐに解決できることではありませんが、行政による「公助」と住民の「自助」、そして、「共助」の意識で、ともに支え合うことが解決の糸口になるのではないでしょうか。

この記事に関するお問い合わせ先

太子町政策総務部自治防災課
電話:0721-98-5525
ファックス:0721-98-4514
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