防災・減災~災害への備え~

防災とは

防災(ぼうさい)とは災害を未然に防ぐための各種行為、施策、取り組みを言います。災害の概念が広いので、地震や風水害のような自然災害のみならず、火災、爆発のような人為災害、あるいは伝染病のようなものへの対応も含めて使われることがあります。

減災とは

地震などの大規模な自然災害は発生そのものを防ぐことができないので、いざ災害が発生した時に発生しうる被害を、最小限に食い止めるための取り組みのことを言います。
日本は地震・津波・暴風・豪雨・地すべり・洪水・高潮・火山噴火・豪雪など自然災害が発生しやすい自然条件下にあり、災害の根絶には限界があります。そこで、災害時の被害が大きい考えられる事象に限られた予算や資源を集中させて被害の最小化を図ろうという「減災」という発想が生まれました。

非常持ち出し品・備蓄品の用意

いざという時は、ただちに避難しなければなりません。そのような時に備えて、非常持ち出し品などを常備しておきましょう。両手が自由に使えるようにリュックサックなどにまとめましょう。 チェックリストがついていますので、自宅の持ち出し・備蓄品のチェックをしてみましょう。

非常持ち出し品チェックリスト

持ち出し品を欲張りすぎると避難が大変です。目安は男性で15キログラム、女性で10キログラム程度です。

食料品関係

乾パン、缶詰など火を通さなくても食べることができる物やミネラルウォーターなど。

乾パンや缶詰、飲料水などの食料品

・非常食

・飲料水

救急・安全関係

絆創膏、傷薬、包帯、病人やお年寄りの常備薬など。

絆創膏、常備薬などの救急用品

・消毒薬、常備薬

・脱脂綿、ガーゼ

・包帯、絆創膏

・体温計

貴重品

現金、権利証書、預貯金通帳、免許証、健康保険証、印かん、クレジットカード、キャッシュカード類、マイナンバーカードなど。

現金、通帳などの貴重品

・現金

・貯金通帳、印かん

・保険証。免許証・証書類

・カード類

日用品

懐中電灯、ラジオ、電池、ライター、ナイフ、缶切り、ビニール袋、ティッシュペーパーなど。

懐中電灯、ラジオなどの日用品

・懐中電灯

・携帯ラジオ

・電池

・ローソク

・マッチ、ライター

・ナイフ、缶切り

・ビニール袋

・ティッシュペーパー

衣類など

下着、上着、タオル、毛布、手袋など。

下着、上着などの衣類

・衣類

・下着類

・毛布

・軍手(手袋)

・マスク

・ヘルメット(防災頭巾)

・カッパ(雨具)

その他

歯ブラシ、石けん、ほ乳びん、紙おむつ、メガネなど。

粉ミルク、ほ乳びんなど

・歯ブラシ

・石けん

・紙おむつ

・粉ミルク、ほ乳びん

・つえ、メガネ、ロープ

非常備蓄品

非常備蓄品とは、災害復旧までの数日間(最低3日間)自ら生活できるように準備しておくものです。非常備蓄品は、保存期限が切れる前に消費し、消費した分を補充する「ローリングストック」をしましょう。

食品

米(レトルトのごはんなども便利)、缶詰、菓子類、梅干しや調味料など

飲料水は1人1日3リットルを目安に。沸かしてから飲むようにしましょう。

燃料

卓上コンロ、固形燃料、予備ボンベなど。

お年寄り・乳幼児用食品

粉ミルクや離乳食、流動食、おかゆなど

避難指示などの情報伝達名称

大雨などに起因した土砂災害や浸水災害が発生するおそれが予測された時には警戒レベルを用いた避難情報(レベル3~レベル4)を発令します。避難情報は災害の発生が予測される場合に発令されますので早めの行動と日頃の備えをお願いします。

警戒レベル一覧

この記事に関するお問い合わせ先

太子町政策総務部自治防災課
電話:0721-98-5525
ファックス:0721-98-4514
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