町会・自治会に加入しましょう
太子町には現在48の町会・自治会が組織されています。
しかし、近年、町会・自治会への加入率が低下しています。
これは全国的な傾向のようですが、このままの状態が続けば、地域コミュニティはどうなってしまうのでしょうか?
また、地震や災害などの非常時、少子高齢化社会に適切な対応ができるのでしょうか?
多くの情報や生活に必要な物がインターネット等から簡単に入手できる便利な時代になりました。
だからこそ、人と人とのつながりや日頃の交流を大切にする身近な町会・自治会活動を、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。
どんなメリットがあるの?
「清掃などの活動に参加できない」、「人づきあいが苦手」といった理由や、新たに転入された場合では、「町会・自治会との接点がない」、「声をかけにくい」等の事情で加入されない人もあるようです。
では、町会・自治会活動にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
- 災害時の地域における救出救護や集団避難などの活動を自主防災組織(注釈)で行うことで、災害に備え、災害に強いまちになります。
注釈:自主防災組織とは
自主防災組織は、地域住民が自主的に連帯して防災活動を行う組織のことで、町会・自治会がその役割を担う場合が多いようです。太子町の場合、現在48の自主防災組織が町会・自治会を基に結成され、防災訓練など、災害に備えた活動を行っています。
- 回覧板、広報紙の配布や、いろいろな行事、レクリエーション活動を通してお互いが「顔見知り」になることで親睦が図られ、防犯力が高いまちになります。
- 見守り活動や清掃活動を通して、安全で安心な、美しいまちになります。
ご近所の「絆」で「地域力」アップ
阪神・淡路大震災などの教訓を活かし、防災設備の整備やさまざまな対策が講じられてきました。
しかし、昨年は、孤独死や行方不明高齢者が相次ぐ「無縁社会」が大きな社会問題となりました。
行政の責任を痛感するとともに、いかにして地域の「絆」を取り戻し、そして、「地域力」を高めていくのか。
すぐに解決できることではありませんが、行政による「公助」と住民の「自助」、そして、「共助」の意識で、ともに支え合うことが解決の糸口になるのではないでしょうか。
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この記事に関するお問い合わせ先
太子町政策総務部秘書政策課
電話:0721-98-5531
ファックス:0721-98-4514
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更新日:2017年03月15日