町立竹内街道歴史資料館とエコミュージアムセンター知新の駅の連携協力について

更新日:2018年04月19日

寒地稲作の父 中山久蔵翁が取り持つ縁で連携協力に関する協定を締結しました。

平成28年5月17日(火曜日)、寒地稲作の父 中山久蔵翁が取り持つ北海道北広島市と本町は、歴史的・文化的資源の活用、知的・人的資源の交流や中山久蔵翁に関する調査研究の連携協力による両市町の教育文化の発展に寄与することを目的として、北広島市エコミュージアムセンター知新の駅と町立竹内街道歴史資料館の連携協力に関する協定を締結しました。

明治時代初期に大阪府太子町出身であった中山久蔵翁が、現在の北広島市島松地区で寒さに強い米作りに挑んだことがきっかけで、今後は連携して中山翁に関する調査研究などを進めていきます。

調印式1

調印式

調印式2

北広島市教育委員会教育長 吉田孝志 (左)

太子町長 浅野克己 (中)

太子町教育委員会教育長 勝良憲治 (右)

協定名称

北広島市エコミュージアムセンター知新の駅と太子町立竹内街道歴史資料館との連携協力に関する協定

協定項目

両館の歴史的・文化的資源の活用

知的・人的資源の交流

中山久蔵翁に関する調査研究

中山久蔵翁とは

中山翁は1828年(文政11年)生まれ。大阪(太子町大字春日)から仙台藩を経て、1871年(明治4年)に北海道北広島市島松地区に入植。1873年(明治6年)には寒冷地米「赤毛種」の栽培に挑み、道南以北で初めて成功した人物。その後、赤毛種を道内各地の農家に無償提供し、道内の稲作の発展に大きく寄与した。

中山久蔵翁

中山久蔵翁

北広島市エコミュージアムセンター知新の駅


平成26年7月に小学校跡を利用してオープンした施設で、北海道北広島市のエコミュージアム(地域全体を博物館とする取組み)に関する情報の収集と発信・提供・展示を行っています。
常設展示コーナーでは、地球の歴史や北広島市で発見された地層、化石などの自然史についての展示や、北広島市にゆかりのある3人の先人について紹介する郷土史の資料を展示しています。

この記事に関するお問い合わせ先

太子町立竹内街道歴史資料館
電話:0721-98-3266
ファックス:0721-98-3279
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