開会のあいさつ(12月1日)
本日、定例会を招集いたしましたところ、議員のみなさまには、公私何かとお忙しい中、ご出席を賜り厚くお礼を申し上げます。
令和5年第4回定例会の開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症関連についてですが、万葉ホールにて実施してきた新型コロナワクチンの集団接種が11月4日で終了いたしました。令和3年5月から始まった集団接種ですが、これまでご協力頂きました議員のみなさまはじめ関係者の方々に対し、この場をお借りいたしまして感謝申し上げます。
また、この秋は、竹内街道灯路まつり、町民文化祭、ふれあいTAISHIなど、町を代表する秋のイベントを、住民や事業者の方々など多方面からのご協力の下、感染症対策の制限のない形で開催し、多くの方にご来場頂くことができました。今後も、様々な分野において、アフターコロナの取り組みをしっかりと前に進め、コロナ前の姿を取り戻してまいりたいと考えております。
さらに、ふれあいTAISHIでは、大阪・関西万博の開幕まで500日を迎えるのを前に、公式キャラクター・ミャクミャクも昨年に続いて駆けつけ、本町マスコットキャラクターたいしくんとコラボしたステージなども大いに盛り上がりました。住民のみなさまにとっても、大阪・関西万博をより身近に感じて頂ける機会となったのではないでしょうか。いよいよ目前に迫ってきた万博の開幕に向け、今後も、住民や事業者の皆様と連携し、町全体での機運醸成を目指して取り組んでまいりたいと考えております。
次に、地域公共交通についてでございます。今月21日からの近鉄バス及び本町のコミュニティバスの運行開始に伴い、これまでの路線図、ダイヤ、料金など、様々な点が変更となります。住民のみなさまに対しては、広報たいし12月号に新しい時刻表を織り込み、乗り間違えなどのないよう注意を呼び掛けております。さらに、今後も、町公式ホームページやLINEによる情報発信に加え、デジタルサイネージや太子TVにおける説明動画の放映など、多様な広報ツールを活用したわかりやすい説明に努めてまいります。
なお、全国的に深刻化するバス運転手不足など、公共交通を取り巻く課題は深刻さを増しており、11月17日には、大阪府において、金剛バスの路線事業廃止エリアにおける自動運転バスの走行を実現させるため、「新モビリティ導入検討プロジェクトチーム」が設置されております。金剛自動車の路線バス事業廃止の大きな要因となった運転手不足については、本町及び4市町村の地域交通活性化協議会においても、引き続き、大きな課題の一つです。本町といたしましては、持続可能な地域公共交通を実現すべく、関係者のみなさまと連携を密にし、引き続き全力をあげて取り組みを進めてまいりますので、議員のみなさま方におかれましても、更なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、本定例会へ提出いたします案件でございますが、まず、事件案といたしまして、「地域公共交通運行車両購入契約締結の件」、ほか1件、条例案といたしまして、「太子町健康づくり推進条例制定の件」、ほか3件、予算案といたしまして、「令和5年度太子町一般会計補正予算(第9号)」、ほか3件、以上、合わせまして10件でございます。
何卒よろしくご審議頂き、ご議決賜りますようお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせて頂きます。
更新日:2023年12月25日