太子町立学校園 幼小中一貫教育
非認知能力を引き出し、ひとりひとりの可能性を広げる「太子町の幼小中一貫教育」
町では、子どもたちの「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を育み、個々の可能性を最大限に伸ばすため、幼稚園から中学校までの学びと成長を連続的に結びつけた幼小中一貫教育を進めています。
幼小中一貫教育をつうじて、加速する社会の変化に対応する力として「非認知能力」に注目しています。「非認知能力」をテーマとした取り組みは、教育の中心的なカリキュラム構成の一部となっています。
私たちは、子どもたちの成長と可能性を最大限に引き出すため、確かな学力だけでなく、豊かな心と健やかな体を育みながら、「非認知能力」をキーワードに教育を実践します。
幼小中一貫教育で育む子ども(人)像
「幼小中のつながりをもとに 豊かな人生とより良い社会を主体的につくるため 自ら考え、うごき、相手を大切にできる人」
令和4年8⽉に開催した研修で太⼦町⽴⼩中学校園の全先⽣が、太⼦の⼦どもの良いところ・課題・義務教育後について欲しい⼒(教師のねがい)、そしてこれまでの教育実践で⼤切にされてきた「⾮認知能⼒」について考えました。それを分析し、幼⼩中⼀貫教育で育む「⼦ども像」「太⼦町で育む主な⾮認知能⼒」としてまとめました。
太子町立学校・幼稚園で子どもに関わる大人の共通の合言葉 「子どもを主語に」
子どもが安心して自分を表現できる・子どもが成長を実感できる・子どもが自ら学ぶ
そのために、大人は「子どもの気持ち・意見を尊重する」・「子どもの成長を支える」・「子どもの学びたいと思うきっかけを作る」
令和5年夏、太子町立学校園の全教職員が集まって、子どもの権利の観点から「太子の子ども」と関わる大人が学校園で大切にしたい共通の視点について考えました。
子どもを主語にして考えるとは、例えば「子どもが安心して自分を表現できる」ために、大人の意見の押し付けではなく「子どもの気持ち・意見を尊重する」。「子どもが自身の成長を実感できる」ために、大人は子どもができそうなことは子どもに任せて「子どもの成長を支える」。「子どもが自ら学ぶ」ために、大人は一方的に教え込むのではなく「子どもの学びたいと思うきっかけを作る」。
このように「子どもが安心して自分を表現し、成長を実感でき、広い視野で社会と接し、自分の強みを見つけ、自ら学びたい」というきっかけを作るために、町立学校園の大人が子どもと関わる際の共通の合言葉を「子どもを主語に」としました。これからも太子町立学校園は子どもと接し、非認知能力を引き出し、ひとりひとりの可能性を広げる幼小中一貫教育に取り組みます。
お知らせ
太子町教育月間の取り組み報告
11月を太子町教育月間として、全校園で子どもの新たな気づきや心温まる瞬間を感じることができる学校・園の公開、学校園という垣根を超えての先生同士の交流をとおして新たなアイデアに出会う機会がたくさんありました。
太子町幼小中一貫地域教育フォーラム報告
令和5年11月17日(金曜日)、保護者・地域住民の皆さんにお集まり頂き、教職員などとともに「幼小中一貫教育地域フォーラム」を、町立中学校体育館で行いました。このフォーラムでは、太子の子どもたちのために、総勢104人が集まり、これまでの取り組みを振り返り、今後の可能性を共有する場となりました。
当日の様子
当日の様子を動画にまとめました。以下のリンクから、動画でご覧ください。
第一部(取り組み報告)
1:太子町教育委員会取り組み説明
学校園の取り組み説明資料はこちらからご覧ください
「太子町幼小中一貫教育の現在地とこれから〜非認知能力に着眼した教育の可能性〜」(外部リンク)を見る
2:太子町立幼稚園
「友だちとの関わりの中で主体的・意欲的に遊ぶ子どもの育成をめざす」(外部リンク)を見る
3:太子町立磯長小学校
「一人一人の資質・能力の向上と他者とのよりよい関わりをめざして」(外部リンク)を見る
4:太子町立山田小学校
5:太子町立中学校
「「非認知能力」を軸として考える太子中取り組み事例」(外部リンク)を見る
第二部(講演会)
各学校園の取り組み(日々の取り組みページ)
町立中学校 リンク先:ニュース – 太子町立中学校(kir.jp)(外部リンク)を見る
町立山田小学校 リンク先:太子町立山田小学校 - 今日のやまだ (google.com)(外部リンク)を見る
町立磯長小学校 リンク先:太子町立磯長小学校 - しながの子(学校便り) (google.com)(外部リンク)を見る
幼小中一貫教育だより(発行物)をダウンロードいただけます
みんなで育てるたいしの子(広報紙)
実践事例集
太子町幼小中一貫教育で伸ばす・育む非認知能力実践ガイド&事例集(PDFファイル:8.2MB)
保護者向け通信(スタートライン・太子学び通信)
令和4年度
令和5年度
更新日:2024年04月19日